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ディレクト・エネルジー()とは、国際自転車連合(UCI)のプロコンチネンタルチームに参加している自転車チームである。フランスに拠点を置いている。英語読みでダイレクト・エナジーとも表記される。 == 概要 == チームのルーツは、1984年に結成されたシステムUであり、その後、カストラマ、ヴァンデUと名称を変更した。 2000年、ヴァンデUのチーム・マネジャーを務めていたジャン=ルネ・ベルノードーが自らその職に就き、プロチームとして、ボンジュールを結成したのが当チームの歴史の始まりである。一方、ヴァンデUはアマチュア主体の育成チームに改編されることになった。 その後、ブリオシュ・ラ・ブランジェル(2003年~2004年)を経て、2005年から、フランスの携帯電話事業者であるブイグテレコムがスポンサーとなった。2009年シーズンより、2008年に同社が立ち上げたインターネットサービスプロバイダのブランド名・Bbox〔ADSLモデム・ブロードバンドルータなどを統合したセットトップボックスの名称としても使われている〕〔Bouygues Telecom to launch Bbox on 20 October (2008年9月15日)〕がチーム名に加わり、Bbox ブイグテレコムに名称が変更された。また、2009年にプロツアーライセンスが切れる事から更新の申請を行ったが、UCI側からこの更新を却下されたため、2010年シーズンより、UCIプロフェッショナルコンチネンタルチームとして活動することになった。 さらに、2010年限りでブイグテレコムがスポンサーから撤退。2011年シーズンからは、新スポンサーとして大手レンタカー会社のヨーロッパカーが新スポンサーに就くことが決まり、当名称に変更になった。〔新城幸也が現所属チームと2年間の契約延長 - Goostyle 自転車・2010年11月4日〕。 チームのエースはトマ・ヴォクレールで、2004年のツール・ド・フランスで10日間マイヨ・ジョーヌを守り抜いたことで注目度が上がった。2009年のツール・ド・フランス第5ステージで念願のステージ優勝を果たした。2009年からは日本人選手の新城幸也が加入し、日本からの注目度が上がっている。 2011年のツール・ド・フランスではヴォクレールが中盤にマイヨ・ジョーヌに袖を通し総合4位。ピエール・ロランが第19ステージラルプ・デュエズの山頂ゴールでステージ優勝。総合でも11位となり、新人賞(マイヨ・ブラン)を獲得した。 さらに2012年のツール・ド・フランスでは、第4ステージで新城幸也がステージ終盤まで逃げて敢闘賞を獲得したのに続き、第10ステージをヴォクレール、第11ステージをロラン、第16ステージを再びヴォクレールが勝利、チームで区間3勝(第10・11・16ステージ)、敢闘賞4回(第4・10・11・16ステージ)を手にしたほか、ヴォクレールが山岳賞を獲得した。 使用機材はバイクがコルナゴ。変速機はカンパニョーロ、ヘルメット、ウェア類はルイガノ。 2014年シーズンよりUCIプロチームへ復帰。2015年シーズンは再びUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームに戻った。 2016年シーズンより、フランス第3位の電力・ガス供給会社であるディレクト・エネルジー社がメインスポンサーとなり、チーム名は「ディレクト・エネルジー」となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディレクト・エネルジー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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